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2022.11.22

香川2例目 さらに…別の養鶏場からも疑い事例が 鳥インフルエンザ【香川】

観音寺市の養鶏場で、病原性の高い鳥インフルエンザが疑われる事例が相次いで発生しています。

11月22日、養鶏場1カ所でウイルスが確認されたほか、新たに別の養鶏場でも疑われる事例が発生しました。

観音寺市の養鶏場では、県の遺伝子検査の結果、病原性の高いH5亜型の鳥インフルエンザが確認されました。

これを受け、県は午前7時から23日夕方まで、4時間交代で職員を50人ずつ派遣し、飼育されている食用のニワトリ約3万3000羽の殺処分を行っています。

これまでに22%に当たる約7200羽の処分が終わり、23日からニワトリを埋める作業を始めます。

この養鶏場は11月1日、県内で今シーズン初めて発生した養鶏場から半径3キロ以内にあり、定期的な検査が行われていました。

また、22日は同じ半径3キロ以内にある別の養鶏場からも簡易検査の結果、病原性の高い鳥インフルエンザの陽性反応が出ていて、県が詳しい検査を行っています。

県は新たに2例目を中心に、半径10キロ以内にある101カ所の養鶏場に対し、ニワトリなどの移動や搬出を制限したほか、県内の養鶏場に自衛策の徹底を求めました。