卓球のＴリーグ、２０２２－２３シーズンが開幕。悲願の初優勝を目指す岡山リベッツは、９月１１日、琉球との開幕戦に臨み、注目の新加入選手が躍動しました。

東京で行われた岡山リベッツの開幕戦。強いリベッツを見せたいと意気込む白神宏佑監督は、初戦のダブルスに新加入のリ・イジェと元中国代表のハオ・シュアイを送ります。

リ、ハオペアは第１ゲームを落としたものの、第２ゲーム以降は粘りの卓球で昨シーズン岡山に在籍していた吉村和弘のペアに逆転で勝利します。

その後、第２、第３マッチを落とし、後がない中、迎えた第４マッチ。２シーズンぶりにリベッツに復帰した東京オリンピック日本代表の丹羽孝希が相手を圧倒し、２対２のイーブンのまま試合は、延長ビクトリーマッチへ。

ここでリベッツは再び丹羽をコートに送ります。対するは、世界ランク４位の張本智和です。丹羽は、これまで使ったことが無かったというバックサーブなどで相手を揺さぶり得点を重ねます。

最後は持ち前のスピードで張本をねじ伏せた丹羽。３対２でリベッツが開幕戦に勝利し、初優勝に向けて幸先の良いスタートを切りました。

（岡山リベッツ　白神宏佑監督）
「最初からこういう展開になると 考えて丹羽選手も対応してくれたし、今季目標としている『強い岡山リベッツ』を見せられた」