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2022.11.14

小ぶりも実入りは良好 甘~いカキに! 岡山の冬の味覚 カキのシーズン到来【岡山・浅口市】

岡山の冬の味覚、カキのシーズンが2022年もやってきました。浅口市でカキの水揚げが始まっています。

(中村香月記者)
「夜明け過ぎの浅口市の漁場では、今まさにカキの引き上げ作業が行われています」

ロープにびっしりと付いたカキが、海から引き上げられます。岡山県内有数のカキの産地、浅口市寄島町の沖合では、11月1日からカキの水揚げが始まりました。

2022年は、梅雨の時期に雨が少なかったことや、水温が下がるのが遅れた影響で生育が進まず、例年より1週間ほど遅い水揚げとなりました。

(司丸 三宅一司船長)
「いつもと変わらず良い味。小さいながら、加熱しても実が縮まらない、甘いカキになっている」

2022年のカキは、殻の大きさは小ぶりですが、実入りは例年通り良好だということです。

(寄島町漁協 加集賢太郎参事)
「加熱しても縮みが少なく、蒸したり焼いたりして食べたら、おいしいカキになっている。年末から年明けにかけてグッと大きくなる。そこで皆さんに味わってほしい」

カキの水揚げは、2023年3月末頃まで続き、寄島町漁協では約1000トンの出荷を見込んでいます。