2022.11.16
愛らしい仕草を日々観察…備前焼作家が作る干支の置物は「ペットのウサギ」がモデル【岡山・備前市】
2023年の干支の話題です。乳白色の備前焼、「白備前」で作ったウサギの置物の窯出しが備前市で行われました。
窯出しを行ったのは、幻の備前焼とも言われる「白備前」を研究、制作している備前焼作家の木村玉舟さんです。窯から出てきたのは、来年の干支、ウサギをかたどった置物の数々です。
(備前焼作家・木村玉舟さん)
「雨が降ったわりに 結構良い焼き具合になっててひと安心」
木村さんは、江戸中期に栄え、その後、焼き方が継承されず廃れてしまった白備前を研究していて、27年前から毎年、干支の置物を作り続けています。 10種類のウサギをモデルに、約50点の作品が完成しました。 たれ耳が特徴の作品は、2022年4月から木村さんが飼っている、ホーランドロップという種類のウサギがモデルで、愛らしい仕草を日々観察し表現しました。 一方、ダッチと呼ばれる種類のウサギがモチーフの作品は、竹ぐしを使って毛並みを丁寧に描き仕上げています。
(備前焼作家・木村玉舟さん)
「腹が立ったら 後ろ足でトントンたたいたり、こっちの意見を聞きたい時は 耳をかしげたり、いろんなポーズを作れたのが 楽しくて良かった。またウサギはたくさん子供を産むので、“子孫繁栄”“景気が良い”と言われ そういう願いも込めて作った」
窯出しされた作品は、11月30日から倉敷市のデパートで展示販売されます。
「雨が降ったわりに 結構良い焼き具合になっててひと安心」
木村さんは、江戸中期に栄え、その後、焼き方が継承されず廃れてしまった白備前を研究していて、27年前から毎年、干支の置物を作り続けています。 10種類のウサギをモデルに、約50点の作品が完成しました。 たれ耳が特徴の作品は、2022年4月から木村さんが飼っている、ホーランドロップという種類のウサギがモデルで、愛らしい仕草を日々観察し表現しました。 一方、ダッチと呼ばれる種類のウサギがモチーフの作品は、竹ぐしを使って毛並みを丁寧に描き仕上げています。
(備前焼作家・木村玉舟さん)
「腹が立ったら 後ろ足でトントンたたいたり、こっちの意見を聞きたい時は 耳をかしげたり、いろんなポーズを作れたのが 楽しくて良かった。またウサギはたくさん子供を産むので、“子孫繁栄”“景気が良い”と言われ そういう願いも込めて作った」
窯出しされた作品は、11月30日から倉敷市のデパートで展示販売されます。