夏の全国高校野球で激闘を繰り広げ、岡山県勢として１１年ぶりにベスト８進出を果たした、おかやま山陽高校ナインが２０日午後、浅口市の学校に帰り、帰校式が行われました。 選手たちは８月２０日の午後４時頃にバスで学校に到着し、集まった生徒や保護者ら約４００人が拍手で出迎えました。
おかやま山陽高校は出発前の目標だった甲子園３勝を達成し、岡山県勢としては２０１２年の倉敷商業以来１１年ぶりのベスト８に進出しましたが、１９日に行われた準々決勝で鹿児島県代表の神村学園と対戦し、双方無得点で８回まで進むなど、激闘を繰り広げましたが０対６で敗れ、惜しくもベスト４進出はなりませんでした。 帰校式で渡辺颯人主将は「たくさんの応援をありがとうございました。みなさんの声援がなかったら、ここまで来ることができなかったと思います。声援のおかげで甲子園３勝を達成することができました。本当にありがとうございました。」と集まった人たちに感謝の気持ちを示しました。 原田一成校長は「おかやま山陽高校の卒業生約２万人、その家族、関係者、多くの人がみなさんの活躍を通じて１つになることができました。それぞれ次の目標に向けて新たなスタートを切ってほしい。」と選手たちの活躍をたたえ、エールを送っていました。