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2023.10.12

干拓地に広がる貴重な”赤いじゅうたん” 環境省の絶滅危惧2類指定「アッケシソウ」の紅葉【岡山】

浅口市の干拓地で絶滅危惧種に指定されている貴重な植物、アッケシソウが赤く色づき、2023年も「紅葉」が始まりました。

環境省の絶滅危惧2類に指定されているアッケシソウ。浅口市寄島町の約4000平方メートルの干拓地は、本州で唯一の自生地として知られ、地元の人が保護活動を続けています。

毎年この時期に緑から赤に色づき始め、2023年は夏の猛暑の影響で遅れが心配されましたが、今は全体の約6割が赤く染まっていて順調に紅葉が始まったということです。

(浅口市寄島町アッケシソウを守る会 藤沢福夫会長)
「水路からの海水が自生地全体に行き渡るようになり2022年からいろどりもよくなりアッケシソウの群生もたくさん出来て皆さんに楽しんでもらえると思う」

アッケシソウの自生地は10月14日から23日まで一般公開され、期間中はコロナ禍で中止されていたアッケシソウ祭りが4年ぶりに開催されます。