明治安田生命サッカーＪ２リーグ、１０位のファジアーノ岡山は１０月２９日、ホームで約１万人の観客が見守る中、１９位の栃木と対戦しました。

（三竿雅義記者）
「ファジアーノ岡山の残り試合数はあと３つ。昇格プレーオフを懸け負けられない一戦が始まります。きょうはホームでサポーターが選手を後押しします」

勝ち点３が欲しいファジアーノですが、後半１０分、栃木にコーナーキックから先制点を許す苦しい展開となります。

追いつきたいファジアーノは後半３７分、左サイドからドリブルで切り込んだ末吉がＰＫを獲得すると、ヨルディバイスが見事にキーパーの逆を突いて試合を振り出しに戻します。

しかし結局、このまま試合は終わり、結果は１対１。勝ち点３が欲しい中で３試合連続の引き分けとなりました。

（ファジアーノ岡山　木山隆之監督）
「勝ち点１で、６位以内に入る可能性は下がったかもしれない。可能性がある限り全力でやり切っていきたい。しっかり力強いプレーを見せたい」

Ｊ２は１位の町田の優勝が決まりました。ファジアーノは１０位のままで６位との勝ち点差が４に広がっています。