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まだ“夏”…異例の残暑続く岡山・香川 岡山県北では突然の大雨 新見市千屋で1時間に56.5ミリ

2024.09.11

まだ“夏”…異例の残暑続く岡山・香川 岡山県北では突然の大雨 新見市千屋で1時間に56.5ミリ

岡山・香川は9月11日も、異例の残暑が続いています。

(河原大記者)
「9月というのに厳しい日差しが降り注ぐ高松市です。手元の温度計では35度を超えています」

11日の瀬戸内は広く高気圧に覆われ青空が広がり、日中の最高気温は、岡山市で35.3度、高松市で35度などと、各地で35度を超える猛暑日となりました。

(まちの人は…)
「今年は異常。スーツの上着は着られない。無理」
「(日傘は)必需品。影を連れて歩いている。秋というより、まだ夏」

12日の予想最高気温は、岡山県が34度、香川が35度で猛烈な暑さが続きそうです。また香川県には12日も、4日連続となる熱中症警戒アラートが発表されていて、気象台が、熱中症予防の行動を取るよう呼びかけています。

一方、午後3時40分ごろの津山市内では、地面を打ち付けるような雨が激しく降り、強い風も吹いています。突然の大雨にびしょ濡れになる人も。

11日は気温の上昇とともに大気の状態が不安定となり山沿いを中心に局地的に雨雲が発達し大雨になったところがありました。新見市千屋では午後2時28分までの1時間に56.5ミリの非常に激しい雨が降り、1978年の統計開始以来1位の値を観測しました。

11日夜にかけても突然の大雨や雷雨など天気の急変に注意が必要です。