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2023.07.25

お正月のお飾り「作州飾り」づくりに備え…夫婦で丹精込めて育てた稲の収穫始まる【岡山・津山市】

正月飾りに使われる稲の収穫が津山市で始まり、農家が作業に追われています。

70センチほどに伸びた稲が風に揺らめきます。稲刈りが始まったのは、津山市下田邑の中島昭治さん(80)の田んぼです。

中島さんは妻の千恵子さんと一緒に「作州飾り」と呼ばれる正月飾りを作り続けています。使われるのは「新千本」という品種の稲で、中島さんは丹精込めて育てた稲を、コンバインを使って刈り取っていました。

(中島千恵子さん)
「伝統をそのまま引き継ぎたいという思いでやっている」

稲刈りは8月はじめまで行われ、10月からお飾りづくりが始まるということです。