多くの学校で夏休み終盤を迎え、子供たちが様々な思い出を作っています。三豊市では８月２７日、小学生が熟練の大工の技を学ぶイベントが行われました。

「よいしょ、よいしょ」

最初に学ぶのは、のこぎりの使い方です。三豊市の工務店では、県内の小学生１０人が熟練の大工と一緒に県産のヒノキを加工し、高さ３メートルほどの建物を組み立てました。

伝統的な木造家屋を建てる人が少なくなる中、大工など職人も減少していて、イベントは木造家屋や職人への関心を高めようと企画されました。

（参加した子供は…）
「ハンマーでトントンとするのが楽しかった」
「木のにおいがしてすごかった」
「（大工は）素早い行動をしていてかっこいい。（大工が建てた家に）住んでみたい」

子供たちと大工がつくった特別な建物。企画した工務店は、市内の幼稚園などに寄贈し、休憩所として使ってもらいたいとしています。