地元の水産業について知ってもらおうと、香川県の小豆島の小学校で、「水産出前授業」が行われました。

（授業をした漁師）
「チヌですね。別名クロダイというように黒い色が特徴です」

香川県小豆島町の星城小学校で行われた「水産出前授業」です。授業を受けたのは、水産業を学んでいる５年生で、先生は、地元の漁師などが務めます。

授業では、島で行われている漁の方法などが説明されたあと、イカやマナガツオなど島で取れる魚の特徴やおいしい食べ方も紹介されました。授業を受けた児童からは、「１日に何匹取れますか」「年収はいくらですか」といった質問が出されていました。

（児童は…）
「面白かった」
「出前授業は初めてだったが、楽しかった」

「水産出前授業」は、島の水産業の活性化を目指す小豆島町漁業振興協議会が、２０１８年から行っているもので、９月中に、町内の別の３つの小学校でも行われます。