香川県小豆島の三都半島で毎年恒例のアートイベントが行われています。２０２３年からは、回遊性の向上を目指して電動モビリティーの貸し出しも始まりました。

三都半島アートプロジェクトは、２００９年から始まったアートイベントで、２３年は、１２人の若手アーティストが作品を展示しています。

地域を巡りながら様々な作品を楽しめるのが魅力ですが、移動手段が少ないのが課題となっていました。

こうした課題を克服しようと小豆島町は２３年からイベント期間中に電動自動車や電動キックボードなど電動モビリティーの貸し出しを始めました。今後の地域の交通手段や観光利用に活用できるか調べる実証実験も兼ねています。

（小豆島町生涯学習課　森稔課長）
「小豆島という離島について、高齢化も進む中、交通手段について 考えなければならない中でこういった電動モビリティーが気軽に利用できるようになれば皆さんの足として活動できるようになるかなと」

新たな移動手段も導入され、回遊性が向上した三都半島アートプロジェクトは、１０月９日まで行われています。