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2023.10.12

【独自】「このような落書きは悲しい」国の近代化遺産群に指定 ことでん琴平線の橋脚に落書き【香川】

国の近代化産業遺産群に指定されている高松市の線路の橋脚にスプレーのようなもので書かれた落書きが見つかりました。橋の所有者のことでんは10月12日被害届を出したということです。

(中村香月 記者)
「こちら高松市内、ことでんが通る橋脚がある場所まで来ています。橋脚の真ん中ほどに私の身長ほどでしょうか、大きく書かれた落書きがあります」

高松市円座町にあることでん琴平線の香東川橋梁に書かれた複数の落書き。縦横2メートルほどの大きさで、蛍光色のスプレーで書かれたように見えます。

この橋は1926年に竣工され、当時では珍しい石積みで作られていることなどから、国の近代化産業遺産群に指定されています。12日はことでんの担当者が訪れ、落書きを写真に収めるなどして被害を確認していました。

近くの人によりますと、落書きの一部は、ここ数日で見られるようになったということです。

(ことでん工務部 稲田誠課長補佐)
「このような落書きが行われるのは悲しい。点検の回数を増やさないといけない状況になってくるのではと思う」

ことでんは12日午後、警察に被害届を出したということです。