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2023.11.02

縁起物を結び合わせ“福を包んで逃がさない” 正月のお飾り「作州飾り」づくりが最盛期【岡山・津山市】

津山市で正月のお飾りづくりが最盛期を迎えています。

お飾りを作っているのは、津山市下田邑で農業を営む中島昭治さん(80)夫婦です。「作州飾り」と呼ばれるお飾りは、稲わらで編んだ輪と水引など縁起物の装飾品を結び合わせることで、福を包んで逃がさないと伝えられています。

長さ22センチから41センチまで5つの種類があり、中島さん夫婦が熟練の技で一つ一つ仕上げていました。

(作州飾りを手掛ける中島千恵子さん)
「皆さんに良い年が来るように 願いを込めて一生懸命作っている。伝統を絶やさないように 作っていきたい」

お飾りは12月中旬から鏡野町にある「物産館夢広場」などで販売されます。