香川県内で未解決となっている３つの殺人事件について広く情報の提供を呼び掛けようと、県警が１１月９日、県内各地のスーパーでキャンペーンを行いました。

このうち坂出市のスーパーでは、香川県警の吉田和彦本部長など約２５人が買い物客にチラシを配り、情報の提供を呼び掛けました。

呼び掛けられたのは、１９９７年１２月に坂出市加茂町の自動車整備工場の事務所で社長の松下菊江さんが殺害された事件。

１９９７年３月に当時高校１年生だった真鍋和加さんが行方不明となり、旧琴南町の山中で遺体で見つかった事件。

２００５年３月に東かがわ市三本松の自宅で鯛谷明子さんが殺害された事件の３つです。

県警ではこれまでに３４３件の情報提供を受けたほか、延べ約１３万人の捜査員を投入していますが、いまだに事件の解決には至っていません。

（香川県警　吉田和彦本部長）
「捜査にあたっては、県民の皆さまからの情報が非常に重要な手掛かりとなるので、警察署か共通のフリーダイヤルに情報提供をお願いしたい」

県警では、フリーダイヤル　０１２０−１２０−０１６で情報の提供を受け付けています。