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2023.11.24

厳しい鉄道事業以外の収入源を…JR四国が高松駅新ビル開業に向けて新商品開発の研修会【香川】

2024年3月開業の高松駅の新しい駅ビルで販売するオリジナルのお土産商品などの開発に向け、JR四国はきょう、グループ社員を対象にした研修会を開きました。

線路がデザインされたクラフトビールに、「特急いしづちで巡る」と銘打たれたおかき。JR四国グループが開発中の商品です。グループでは、飲食・物販の分野の収益拡大に力を入れていて、2022年8月から毎月、グループ社員を対象に新商品開発に向けた研修会を開いています。

約40種類の商品を現在開発中で、四国の生産・加工業者の協力のもと、特別仕様のパッケージを作るなど、オリジナル性を持たせています。

(研修の様子)
「どこかにQRコードを貼って、それを読み込むと車窓の動画を見られるようにすると JR四国がやる意味が出てくるのでは」

開発された商品は、2024年3月に開業される高松駅の新しい駅ビル、「TAKAMATSUORNE」で限定販売されるということです。

(JR四国事業開発本部 平田成正本部長)
「(オリジナル商品は)さらに起爆剤として必要。オルネに来てもらうための来店動機、魅力作りの1つになれば」

本業の鉄道事業の収益が厳しい中、オリジナル商品が収益拡大の足掛かりになればと期待されています。