１１月２６日に山口市で開かれた中四国学生駅伝で、岡山市の岡山大学の陸上競技部が２位に入賞し、大学三大駅伝の１つにも数えられる出雲全日本大学学生選抜駅伝（出雲駅伝）の２０２４年の出場権を獲得しました。岡山大学の中四国学生駅伝の入賞は３５年ぶりで、陸上競技部が出雲駅伝に出場するのは初めてです。

２０２３年の中国四国学生駅伝には１５の大学から１７チームが参加しました。岡山大学は２時間４３分３８秒で２位でした。３位までに入賞したチームには「出雲全日本大学学生選抜駅伝」（２０２４年１０月開催）の出場権が与えられます。

エース区間の３区を走った石鍋颯一選手によりますと、部全員での活動の時間がなかなか取れない中、グーグルスプレッドシートなどで情報共有しながら、地道に練習を重ねてきたということです。「全員で出雲駅伝を勝ち取ることができて良かったです。本戦も頑張ります」とコメントしています。

石鍋選手は２０２２年春に青山学院大学を卒業、歯科医を目指して岡山大学歯学部の２年に編入しました。青山学院大学に在学中は学生三大駅伝に一度も出場していませんが、２０２３年１１月５日に開かれた全日本大学駅伝では日本学連選抜チームとして出場し７区を走っています。

【出場選手】
１区：岩崎亮太選手（医学部４年）
２区：赤澤京弥選手（工学部２年）
３区：石鍋颯一選手（歯学部３年）
４区：木戸颯選手（工学部１年）
５区：原田雄真選手（教育学部４年）
６区：旭隼佑選手（大学院環境生命自然科学研究科博士前期課程１年）

※写真提供　岡山大学陸上競技部