ＪＲ岡山駅前で整備が進められている路面電車の乗り入れ事業の一環で、１２月４日、新しいタクシーエリアの運用が始まりました。

（戸田奈沙記者）
「今年（２０２３年）９月まで一般車の送迎エリアだった場所がきょう、タクシーエリアとしてオープンしました」

新しいタクシーエリアが完成したのはＪＲ岡山駅の北側です。５６台が待機可能で、２０２３年９月までは一般車の送迎場でした。

岡山市が進めている駅前広場に新たな電停を作る路面電車の乗り入れ事業で一般車のエリアとタクシーエリアを入れ替える工事が行われていて、完成予定は２０２５年２月です。

４日に運用を開始した新しいエリアには観光情報などを提供する案内所が併設されたほか、岡山県産のヒノキが使われた屋根が乗り降りの場所に設置されています。

（タクシー運転手は…）
「前より（乗り場が）分かりやすい。観光客も増えてきたので期待できる」

（タクシーの利用客は…）
「すごく広くていい。一般車両が入れないので窮屈じゃなくていい」

工事に伴い駅前広場では現在、一般車の送迎はできなくなっていて、１２月６日に降車だけが可能な仮の一般車エリアの運用が始まる予定です。