交通量が増え、事故の増加が懸念される年末年始を前に、香川県警が１２月８日、交通指導取り締まりの出発式を行いました。

出発式は、１０日から始まる年末年始の交通安全県民運動を前に行われたもので、吉田和彦本部長ら約３０人が参加しました。

県警によりますと、香川県では２０２２年１２月、７件の交通死亡事故が発生し、９人が死亡しました。

県警は、年末年始は、人の動きが活発化し、飲酒の機会が増えることなどから交通事故が増える傾向にあるとして、反射材の活用や早めのライト点灯、飲酒運転の根絶などを呼び掛けることにしています。

（香川県警交通部　中村弘孝部長）
「１２月・１月は交通死亡事故の発生の危険度が非常に高い月。交通事故に気を付けて、穏やかな年末年始を迎えてほしい」

年末年始の交通安全県民運動は、年明けの１月１０日まで行われます。