OHK 8Ch

  • LINE友だち追加

2023.12.08

魅力は値段「高松-成田線」 高い搭乗率を維持し就航10周年 運航会社は増便も検討【香川】

格安航空会社LCCが運航する高松-成田線が、12月10日、就航10年を迎えます。高い搭乗率を維持していて、首都圏との移動に欠かせない足として定着しています。

2013年12月から高松-成田線を運航するのは、ジェットスター・ジャパンです。

(前川裕喜記者)
「高松空港で特徴的なシルバーの翼を見るのも今や日常の光景となりました」

就航10年を記念して12月8日、利用客には記念品が配られました。現在は1日3往復され、最も安い場合で片道の運賃は4990円です。搭乗率は就航して数年で8割を超えるようになり、コロナ禍では運休も経験しましたが、この夏以降は8割から9割に達しています。特に旅行や親族を訪問する際の利用が多いということです。

(利用客は…)
「1ヵ月に1回は乗る。往復だと2回か。香川に単身赴任で家族が東京にいる。安いので」
「娘が東京で赴任しているので娘に会いに。値段が魅力的なので他の航空会社で往復するよりジェットスターなら向こうで1泊もできる」

運航会社は成田を拠点に国内14の空港で路線を持っていますが、高松は地元のニーズが特に高いということで、強化の対象路線として位置付けています。

(ジェットスター・ジャパン 片岡優社長)
「今後、外国人も香川に誘致できると考えていて、3便運航しているがそれ以上にぜひ増やしたい」

10年で香川にとっても運航会社にとっても欠かせない路線となった高松-成田線。次の10年は、さらなる関係の飛躍に期待がかかります。