７月７日は七夕です。

善通寺市の四国霊場の寺ではササが飾られ、参拝客が短冊に願いを込めていました。

「コロナ終息願う」

短冊には参拝客の切実な願いが書かれています。

善通寺市の四国霊場７４番札所、甲山寺です。

七夕に合わせて初めて境内にササを飾る企画を行い、参拝客が短冊をくくりつけました。

（参拝客）
「健康、そして、コロナにかからないようお願いした」

この企画は、周辺の６つの霊場と一緒に行っていて、七夕が終わるとササは、たき上げられます。

長引くコロナ禍で参拝を控える人も多く、寺では、季節に合わせた企画を通して、霊場に親しんでほしいとしています。

（甲山寺　杉本理恵さん）
「コロナでつらい思いをしている人もたくさんいると思うので、（企画で）そういう人の心の癒しになればと思う」

また、コロナ禍で、ストレスをためがちな子供たちに寄り添うため、「こども御守札」の授与も始めていて、寺では、今の閉塞感を和らげる役割を果たしていければとしています。