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2021.08.15

岡山で記録的な大雨 引き続き土砂災害に注意・交通機関にも影響【岡山】

記録的な大雨は岡山・香川で峠を越えましたが、各地で倒木などの被害が発生しました。

これまでの大雨で、地盤が緩んでいることから、気象台では土砂災害などに引き続き、警戒するよう呼びかけています。

岡山市北区三野の市道では大雨で木が倒れ、通行止めとなっていましたが昼頃には木が撤去され、通行止めも解除されています。

岡山県によりますと、岡山市北区で空き家の壁が一部崩落したほか、鏡野町で倉庫が1棟床下浸水しましたが、ケガ人はいないということです。

降り始めからの雨量は鏡野町恩原と新見市で326.5ミリ、井原市で321.5ミリと300ミリを超え、平年の8月1カ月分の2倍以上の雨が降ったところもあるなど記録的な大雨となりました。

気象台によりますと前線は8月20日頃まで日本付近に停滞する見込みで、これまでの大雨で地盤が緩んでいることから、引き続き土砂災害や河川の増水に警戒するよう呼びかけています。

JRでは岡山と山陰方面を結ぶ特急列車が終日、運休したほか在来線の姫新線・因美線・芸備線などの一部区間で運転を取りやめました。

JRによりますと8月16日は始発から通常運転する予定です。