新型コロナウイルス第５波の感染拡大を受けて、岡山県と香川県にまん延防止等重点措置が適用される見通しとなりました。

期間は８月２０日から９月１２日までで、両県が今後、要請内容などを決定します。

（西村康稔経済再生担当相）
「宮城県、富山県、山梨県、岐阜県、三重県、岡山県、広島県、香川県、愛媛県、鹿児島県の１０県につきましては、まん延防止等重点措置の対象としたいと考えている」

政府は１７日朝開かれた専門家による分科会でデルタ株による第５波の感染が拡大しているとして、発令中の緊急事態宣言と、まん延防止等重点措置の地域拡大や期間延長の方針を示しました。

岡山県と香川県にも「まん延防止」を適用するとしていて、期間は８月２０日から９月１２日までです。

分科会で了承されれば、午後の政府の対策本部で正式に決定します。

適用されると飲食店などが時短要請に正当な理由なく応じない場合、罰則付きの命令を出すことができるなど知事の権限が強化され、酒類の提供は原則できなくなります。

両県は今後対策本部会議を開き対象地域や具体的な要請内容を決めることにしています。