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2021.08.21

8月の手話が語る福祉(動画)がネットにアップされました。
今回のテーマは『「東京オリ・パラは励み」聴覚障害者のための大会
“デフリンピック”スポーツの力を信じ2025年招致を目指す選手たち』です。

東京オリンピック・パラリンピックが開催される中、
私達の「手話が語る福祉」だからこそのメッセージがあるのではと
制作に取り組んだのが今回の特集です。

『「東京オリ・パラは励み」聴覚障害者のための大会“デフリンピック” スポーツの力を信じ2025年招致を目指す選手たち』
(↑クリック頂ければ記事と手話付きの動画がご覧になれます。FNNプライムオンラインより)

VTRはもちろんですが特に力を入れたのはVTR明けのスタジオ。
あえて「レガシー」という言葉を使い手話で表現しました。
オリンピック関連のニュースで
このレガシーという言葉が出てくることがあるかと思いますが、
正直、どんな意味なのか、
いまいち分からないなという方も多いかと思います。

私自身、一緒に番組制作にあたるろう者や手話通訳者と
時間をかけこのレガシーという言葉に向き合いました。
その過程で初めてこの言葉を知ったというろう者もいました。

ニュースの基本は、いかに分かりやすく伝えるかです。
難しい言葉は分かりやすく言い換えることもします。
一方で、手話という言語の中で生きるがゆえに
社会生活の中で使われている言葉に出会えないのは
同じ社会を生きるろう者にとって不利益だとも考えました。

調べてみると、数年前に、新しい言葉としてレガシーの手話表現も考案されていました。
私達の手話が語る福祉には
こうした新しい言葉を普及させていく役割も担っているとも思いました。

ただ、個人的にレガシーという表現の手の動きが直接的すぎるので
今回の特集での思いを反映し解説を加えた上で伝えました。

あえて分かりにくい言葉を出してしまうのではと悩んだ部分もありますが
全日本ろうあ連盟や全国手話研修センターの幹部からは
手話を言葉として捉えるからこその試みだと評価頂きました。

また岡山県内の手話関係の団体の皆さんには
放送を見て「レガシー」という言葉に初めて出会った方も多いと思うので
様々な会合で今回の試みをどんどん話題にしてくださいともお願いしています。

放送はもちろんですが
放送の枠を越えて
言語としての手話への理解や関心が高まる
そのきっかけに「手話が語る福祉」がなれるのは
何よりも嬉しいことだと思います。

9月23日は国連が定める「手話言語の国際デー」です。
この日に何が出来るかも問われています。
肩の荷は重いですが、頑張ります!!
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