男子エアピストルで東京オリンピックに出場した香川県警の堀水宏次郎選手が、香川県直島町の小学校で講演し、オリンピックの舞台裏や競技の楽しさを語りました。

（東京五輪・男子エアピストル代表　堀水宏次郎選手）
「１０メートル離れたところからこの標的を狙います。この丸の中の直径１センチ、これが１０点。見えんやんというね。」

教室で競技のルールを説明するのは、香川県警の堀水宏次郎選手。東京オリンピックに男子１０メートルエアピストル代表として出場しました。

講演では、期間中の暮らしや試合当日の様子など、オリンピックの裏話を披露しました。

（東京五輪・男子エアピストル代表　堀水宏次郎選手）
「この建物、全部が食堂。それぞれの国の選手に合った食事が出てくる。この食堂なんと２４時間開いてます。すごくない？」

（児童は…）
「テレビでは見られないオリンピックの会場の裏側や、どうやって生活しているのか知れて面白かった。」
「イメージし続ければ（何事も）できると言っていたので、僕もヨーロッパでサッカーをするという夢を持ち続けていきたい。」

最後は体育館に集まり全員で記念撮影。児童たちはふるさとのオリンピアンとの貴重な交流を楽しみました。

（東京五輪・男子エアピストル代表　堀水宏次郎選手）
「射撃だけでなく他のスポーツ、スポーツじゃなかったとしてもいろいろなことに挑戦する。そういう気持ちを持ってくれる子供たちがたくさんいたら良い。」