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「日常の風景がとてもうれしい…」名園の秋の風物詩 “マツのこも巻き” 岡山後楽園【岡山・岡山市】

2021.10.13

「日常の風景がとてもうれしい…」名園の秋の風物詩 “マツのこも巻き” 岡山後楽園【岡山・岡山市】

名園の秋の風物詩です。岡山市の岡山後楽園で、マツを害虫から守る「マツのこも巻き」が行われました。

マツのこも巻きは、マツの葉を食べる害虫が冬をこすため、地中に降りてくる習性を利用し、幹にわらを編んだ「こも」を巻き害虫をおびき寄せ駆除するものです。

13日は、造園業者12人が園内の約240本のマツの幹にこもを巻き付けていきました。

新型コロナによる休園が続いた岡山後楽園は、10月1日に再開したばかりで、訪れた人たちが、熱心に写真を撮る姿も見られました。

(岡山県郷土文化財団岡山後楽園事務所 加藤陽子技師)
「お客さんがいる日常の風景がとてもうれしい、こも巻きが後楽園の景色のひとつとなるので風景を楽しんでほしい。」

「こも」は2022年2月、害虫が再び活動を始める前に外され、「こも焼き」が行われます。