倉敷市の倉敷美観地区に２００８年にオープンした地元出身の元プロ野球選手、星野仙一さんの足跡を紹介する記念館が、１１月末で閉館することがわかりました。

（星野仙一記念館　延原敏朗館長）
「閉館することは悔しい。やりきった気持ちの方が強い。後悔はしない」

記念館が、先ほど発表したものです。

星野仙一記念館は、岡山が生んだ名選手、星野仙一さんの足跡を多くの人に知ってもらおうと、友人らが中心となって２００８年にオープンしました。

館内には、現役時代に袖を通したユニフォームなど、約１０００点が収蔵されていて、そのうち４００点ほどが展示されています。

オープンから営業に携わってきた有志の高齢化や、コロナ禍での度重なる休館の影響もあり、閉館することを決めたということです。

記念館によりますと、収蔵品は、すべて倉敷市に寄贈する方針で、今後、市が活用策を検討することにしています。