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最後の「封じ手」公開 将棋の大山康晴15世名人 記念館で特別展示【岡山・倉敷市】

2021.10.19

最後の「封じ手」公開 将棋の大山康晴15世名人 記念館で特別展示【岡山・倉敷市】

倉敷市出身で、将棋の大山康晴15世名人が、タイトル保持者として臨んだ最後の名人戦の「封じ手」が、倉敷市で公開されています。

大山康晴15世名人は、将棋五大タイトル独占、通算1433勝の大記録を樹立した将棋の棋士で、1970年に倉敷市の名誉市民に選ばれています。

1972年に、大山康晴十五世名人が、タイトル保持者として臨んだ最後の名人戦の「封じ手」です。

普段は大阪の将棋愛好家が所有しているもので、特別に展示されました。

「封じ手」は、2日間に及ぶ対局で、初日を終え翌日先に差す人が次の手を紙に書いて封じ入れておくものです。

(大山名人記念館 中村敏之さん)
「お年寄りの人に限らず、小学生・中学生・高校生の若い人にも見てもらいたい」

この「封じ手」は、倉敷市の大山名人記念館で、竜王戦7番勝負が終わる12月中旬まで展示される予定です。