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2021.10.27

【わかる衆院選】コロナ禍で初の衆院選 投票率に注目 今後を決める重要な選挙【岡山県・香川県】

10月31日投票の衆議院議員選挙、「わかる衆院選」と題して選挙のポイントをお伝えしています。最終回は投票率についてです。

衆院選は、私たちが主権者として政治に参加できる大切な機会ですが、投票率は下降傾向が続いています。

全国の平均は前回、前々回と50%台の前半でした。

岡山県では、当時の民主党が政権交代を果たした2009年の投票率は、68.57%でしたが、その後は下がり続け、4年前の前回は50.09%と戦後最低。全国で43番目でした。

一方、香川県では2009年が70.33%。下降傾向ですが、前回は前々回を上回る53.08%でした。

岡山・香川の選挙管理委員会は、投票率アップのため、10月30日まで行われる期日前投票の積極的な利用を呼びかけているほか、23日からは倉敷市と高松市のイオンモールなど、商業施設にも期日前投票所が開設されます。

また、投票率は勝敗のカギを握るとも言われています。

一般的に、投票率が上がると支持政党を持たない、いわゆる無党派層の影響が大きくなるとされていて、各陣営はその行方に注目しています。

4年前の選挙では、約半数の有権者が棄権したのが現実です。

日本の今後を決める重要な選挙。自分の権利を大切に、しっかりと向き合ってほしいと思います。