岡山県の障害者野球チーム「岡山桃太郎」が、１１月７日、兵庫県で開かれた秋の全国大会で優勝し日本一に輝きました。

障害があっても野球を楽しもうと始まった障害者野球。全国の約４０チームが日本一を目指して日々練習に励んでいます。

秋の大会２連覇を目指す岡山桃太郎。決勝は、強豪・名古屋のチームとの対戦です。

桃太郎は１回裏、先頭の早嶋がツーベースヒットで出塁します。２アウト３塁になり、バッターボックスには４番浅野。サードへの当たりが内野安打となり、１点を先制します。

守っては、日本代表選手にもなったエース早嶋が毎回ランナーを背負いながらも味方の好守に支えられ得点を与えません。

そして迎えた最終回。２アウトランナー３塁２塁と１打逆転のピンチを迎えますが、早嶋が渾身の投球でバッターを三振に打ち取りゲームセット。見事２連覇を成し遂げました。

（岡山桃太郎　エース・早嶋健太選手）
「みんながついてきてくれてたことに気づけて、そこから気持ちが楽になってみんなを信じられてその結果がきょうの結果につながった。」