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【詳報】春高全国V就実 第1セットで波乱 深澤ツインズは…男子は両校エースが激突 春高バレー【岡山】

2021.11.15

【詳報】春高全国V就実 第1セットで波乱 深澤ツインズは…男子は両校エースが激突 春高バレー【岡山】

2022年1月に行われる春の高校バレー全国大会の切符をかけた岡山県の決勝戦が11月14日、笠岡市で行われ男女ともに大熱戦となりました。

女子の決勝は、前回の春高で全国優勝を果たした女王・就実に初優勝をねらう倉敷中央が挑みました。

試合は第1セットから波乱の展開となります。倉敷中央はキャプテン・城戸美咲の強打などで得点を重ねると。

(実況)
「ブロックポイントは倉敷中央高校!なんと第一セット、25対19。先取したのは倉敷中央高校です!」

まさかの第1セットを奪われた就実。しかしこのピンチに全国注目のエースが奮起します。

(実況)
「ここも深澤のスパイク!いったい何本決めるんだ!8連続ポイントは就実!」

就実はエース・深澤めぐみのスパイクで第2セットを取り返すと。その後は深澤めぐみの双子の妹、つぐみの強打などで粘る倉敷中央を引き離し、就実が8年連続45回目の優勝を決めました。

(就実高校 4番・深澤めぐみ選手 1番・深澤つぐみ選手)
「今のままではだめだとチーム全員が分かったと思う。明日から練習に取り組んでいきたい。」
「3年間やってきた事を出し切って日本一になれるよう頑張る。」

一方、男子の決勝は夏の岡山県総体優勝の玉野光南に、2年ぶりの全国をねらう岡山東商業が挑みました。

第4セット、デュースにもつれ込む大接戦となる中、両チームのエースがぶつかります。まずは岡山東商業の藤田陸来!

(実況)
「しっかりとワンタッチにかけていきました!ここも藤田陸来です!」

藤田の2連続ポイントで流れは岡山東商業かと思われましたが、試合を決めたのは玉野光南のエース・春名優作でした。

(実況)
「春名優作!ここはワンタッチにかけました!」

春名のスパイクで玉野光南がマッチポイントを迎えると。

(実況)
「ブロック!ブロックポイント!勝負は決しました」

最後も春名が岡山東商業の攻撃を止め、玉野光南が2年連続14回目の全国出場を決めました。

(玉野光南高校 4番・春名優作選手)
「仲間に助けてもらったり声をかけてもらって自分のプレーができた。春高バレー全国大会で優勝を目指して頑張りたい。」