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2021.11.22

走行中の列車内で刃物男が…商業施設では切り付け…無差別刺傷事件相次ぎ合同訓練【岡山】

東京の京王線で乗客が襲われるなど、無差別事件が全国で相次ぐ中、22日、岡山県内で列車内や商業施設での事件を想定した訓練が行われました。

岡山市では、警察とJRの合同訓練が行われ、約30人が参加しました。

山陽本線の走行中の列車内で、刃物を所持した犯人を車掌が発見したという想定です。

訓練では、JRの社員が列車を最寄りの駅に緊急停止させ、警察は通報を受けて現場に駆けつけました。

そして列車内に突入し、乗客を安全な場所に誘導するとともに犯人を制圧しました。

訓練は、2021年8月に東京の小田急線で、10月には京王線で、刃物を持った男に乗客が切りつけられる事件が発生したことから行われたものです。

(JR瀬戸駅 岡田 悟駅長)
「通常は、瀬戸駅は1人 もしくは2人(体制)の駅で、社員が少ない中、警察と連携し、いかに安全を守るか、きょうやってみて実感した」

(赤磐警察署 難波康弘署長)
「閉鎖的な車両の中での対応となるので、かなり動きが制約される。そういったところが課題になる」

警察とJRは、今後、別の設定の訓練も行いたいとしています。

一方、津山市のイオンモール津山では、刃物を持った犯人による切り付け事件を想定した訓練が行われました。

従業員ら約30人が参加し、買い物カートや刺股を使って犯人を逃げ場のない場所へ追い込み、駆け付けた警察官が取り押さえる実践的な流れを確認しました。

(訓練の参加者は…)
「お客のためにも対応していきたいので、訓練は日々していくのが良い」

また、爆発物の処理訓練も合わせて行われ、岡山県警の爆発物対策部隊の隊員が、店内に置かれていた不審物を専用の機具を使って撤去しました。

訓練は、買い物客の安全確保や警察との連携を目的に毎年行われていて、イオンモール津山は、今回の訓練を通じ、従業員の安全意識向上につなげたいとしています。