2021.11.25
【備えのツボ】今冬は寒波に注意~新情報の活用で備えを~【岡山・香川】
備えの基本を押さえて防災力アップを目指す備えのツボです。まもなく迎える冬。2021年は寒さや雪の降り方に一層、注意が必要となりそうです。
(防災士 新田俊介記者)
「今週に入ってグッと寒くなりましたよね。2021年はこの寒さが、平年より一段と厳しくなるサインが出ているんです」
■「『ラニーニャ』で厳冬か」
(前川裕喜記者)
「善通寺と琴平の境。雪が踏み固められて滑る」
スリップする車が相次ぎ、空港はこの通り。2018年2月の香川県内の映像です。平野部でも雪が積もりました。 背景にあったのが、この年、発生していた「ラニーニャ現象」です。 南米、ペルー沖の赤道付近で海面水温が低くなる現象で、発生すると日本に寒気が流れ込みやすくなります。それがこの冬…。 (気象庁 長谷川直之長官)
「2021年の冬は、ラニーニャ現象ということもあって、西日本を中心に寒気が強まり、その影響を受けやすい」 ■「新情報の活用で備えを」 気象台が24日発表した向こう3ヵ月の予報では、中国、四国ともに気温は低い見込みです。 中国地方では、冬型の気圧配置が現れやすいとされ、大雪や交通障害などに注意が必要な冬となりそうです。 こうした中、気象庁は、11月10日から雪に関する新たな情報提供をスタート。1時間ごとの雪の量や積雪の深さの見通しを、地図上で6時間先まで確認できるようになりました。 押さえてほしい備えのツボはこちら。地震や大雨と同じく、雪も命や暮らしに関わる災害を引き起こす可能性があります。
車のタイヤ交換や、外出が困難になりそうな場所では食料の備蓄など、早めに備えて身を守りましょう。
「今週に入ってグッと寒くなりましたよね。2021年はこの寒さが、平年より一段と厳しくなるサインが出ているんです」
■「『ラニーニャ』で厳冬か」
(前川裕喜記者)
「善通寺と琴平の境。雪が踏み固められて滑る」
スリップする車が相次ぎ、空港はこの通り。2018年2月の香川県内の映像です。平野部でも雪が積もりました。 背景にあったのが、この年、発生していた「ラニーニャ現象」です。 南米、ペルー沖の赤道付近で海面水温が低くなる現象で、発生すると日本に寒気が流れ込みやすくなります。それがこの冬…。 (気象庁 長谷川直之長官)
「2021年の冬は、ラニーニャ現象ということもあって、西日本を中心に寒気が強まり、その影響を受けやすい」 ■「新情報の活用で備えを」 気象台が24日発表した向こう3ヵ月の予報では、中国、四国ともに気温は低い見込みです。 中国地方では、冬型の気圧配置が現れやすいとされ、大雪や交通障害などに注意が必要な冬となりそうです。 こうした中、気象庁は、11月10日から雪に関する新たな情報提供をスタート。1時間ごとの雪の量や積雪の深さの見通しを、地図上で6時間先まで確認できるようになりました。 押さえてほしい備えのツボはこちら。地震や大雨と同じく、雪も命や暮らしに関わる災害を引き起こす可能性があります。
車のタイヤ交換や、外出が困難になりそうな場所では食料の備蓄など、早めに備えて身を守りましょう。