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2021.11.29

全国初 介護施設の利用者を“共同送迎” 人工知能AI活用で効率的なルート運行へ【香川・三豊市】

人工知能AIを使って、複数の介護施設が連携し、利用者を共同で送迎する試験的なサービスが、2021年も三豊市で始まりました。

介護従事者の負担を軽減するもので、本格的な事業化へデータを集めます。

市内の介護施設やタクシー会社の車両です。こうした車両を使い、市内の5つの施設に利用者を送迎します。

2021年の運行に合わせて、29日、事業を担う市の社会福祉協議会の関係者などが集まり、開始式を行いました。

介護施設では、利用者の送迎をそれぞれの施設が行っていますが、介護ニーズが高まる中、人材確保が課題となっています。

サービスは、その解決策の1つとして、同じ地域の施設が共同で送迎を行い、負担の軽減を図ろうというもので、三豊市では2020年、実証実験が始まりました。

送迎の利用者が増え、エリアも広がりますが、実証実験のデータをもとに、大手自動車メーカーダイハツ工業が開発した、AIのシステムを活用することで、効率的なルートで運行できるということです。

(三豊市社会福祉協議会 綾 章臣会長)
「実証(実験)をやってきたので、地域の人に安心してもらえる移動サービスとして実施したい。全国でも初めての取り組みになると思うので、この三豊モデルを全国に発信し、いろいろな形で高齢者にとって安心安全なまちづくりにつながれば」

三豊市社会福祉協議会などは、今回のサービスを2022年1月28日まで行い、のべ2000人の利用を見込んでいます。

その後、事業の費用などを再検討した上、2022年度には、本格的に事業化を図りたいとしています。