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県内人身事故の約3割が“高齢ドライバー”…体験型の安全運転講習会 身体能力を認識【岡山・岡山市】

2021.11.29

県内人身事故の約3割が“高齢ドライバー”…体験型の安全運転講習会 身体能力を認識【岡山・岡山市】

ブレーキとアクセルの踏み間違いなどによる高齢ドライバーの交通事故を防ごうと、体験型の安全運転講習会が11月29日、岡山市で開かれました。

講習会は自分の身体能力を正しく認識し安全な運転を考え直すきっかけにしてもらおうと、JAF、日本自動車連盟などが全国で開いているものです。

岡山市の岡山自動車学校で開かれた29日の講習会には66歳から81歳の4人が参加しました。

講習では、自家用車を使って正しい運転姿勢を確認したほか、出合い頭の事故が起きやすい見通しの悪い交差点の通過方法を学びました。

(80代ドライバー)
「高齢者の事故が多いので、改めて(運転を)見直さないといけない。」

(60代ドライバー)
「普段乗りの時が一番危ないので、自転車や歩行者によく気を付けて。事故を起こしたらおしまい。」

岡山県警によりますと、2021年、県内で車が関係した人身事故は10月末の時点で3748件で、このうち約3割が65歳以上の高齢ドライバーによるものだということです。