OHK 8Ch

  • LINE友だち追加

2021.12.09

橋の路面から約100年前の“謎”のレンガ…歴史的な価値は? 「扇橋」を調査 【岡山・津山市】

95年前に建設され、今では全国的にも珍しいレンガで舗装した津山市の橋で歴史的価値を調べる調査が行われています。

調査が行われているのは、商家などの伝統的建造物が残る津山市の城西地区で、西今町から宮脇町にかかる扇橋です。

橋の長さは10メートル、幅は9.8メートル。1926年に建設された鉄筋コンクリート製で路面にはレンガが敷き詰められ国の登録有形文化財に指定されています。

調査のため路面を覆っていたアスファルトが一時的にはがされました。

9日は、市の職員らが橋の状態を記録するため測量などを行っていました。

(市民は…)
「歴史的な建築物がこうして今目に見えてとてもうれしく思う。」

(津山市歴史まちづくり推進室 乾康二主査)
「今回全面はぐことによってかなり良い状態で保存されていることがわかった。今後の保存活用を考えていきたい。」

調査は9日で終わり、10日再び路面をアスファルトで覆うことにしています。