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2021.12.28

先輩たちの“苦悩”と“工夫”を後輩に伝える…「岡山大学SDGs」難聴学生の就職活動をサポート【岡山】

音や声が聞き取りにくい難聴の学生の就職活動を支援しようと、岡山大学病院の医師が新たな取り組みを始めました。学生の工夫と社会の理解で、社会進出を後押しします。

(竹内舞海さん・22)
「サポートしてもらえることで私も働きやすいなと感じているし、とても助かっている。」
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兵庫県の大学に通う竹内舞海さん。
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2022年春に大学を卒業し、岡山大学病院に秘書として就職します。早く仕事に慣れてほしいと大学を卒業するまで、週2回、アルバイトで勤務しています。
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(岡山大学病院耳鼻咽喉科 片岡祐子医師)
「ちょうどうちが産休で秘書が抜けるということになって、それで竹内さんに来てもらえたらいいなと思って。」
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1歳6カ月の時、難聴であることが分かったという竹内さんは、岡山大学病院の医師、片岡祐子さんの診察を受けていました。
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右は全く聞こえず、左に残るわずかな聴力で、聞こえを助ける機器を活用し、会話を聞きとります。
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(竹内舞海さん)
「どうすれば良かった。」
「ゆっくり話してほしいと伝えようと思います。」
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「耳鼻科の医局です。」
「来月の1月いっぱいまで提出したいのでご確認いただけますでしょうか。」
「分かりました。8月って聞こえた…。1月。」

電話のスピーカー機能を使って2人で内容を確認する方法は、先輩秘書が考えてくれました。晴れて就職が決まった竹内さんですが、就職活動は挫折の連続でした。
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(竹内舞海さん・22)
「初対面の相手の声を聞き取りにくいし、もう一度お願いしますというと、仕事に影響があるかもしれないと部分もありあまり言えなかった。」
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竹内さんのように、難聴の学生たちが就職活動につまずく姿を、片岡さんは何度も目の当たりにしてきました。
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(岡山大学病院耳鼻咽喉科 片岡祐子医師)
「自分でできる工夫と必要な配慮をちゃんと周りにも伝えられる調整・指導をしないといけない。」
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片岡さんは、1月から、インターネットを利用したアンケート調査を始めることにしました。
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聴覚障害がある人が、どんな工夫をして就職活動を乗り越えたのかをまとめ、障害のある学生の就職活動に役立てようというのです。
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(岡山大学病院耳鼻咽喉科 片岡祐子医師)
「活躍できる人を増やして社会に貢献してもらえる社会構造を作っていくのは重要なこと。」
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片岡さんの新たな取り組みは、いずれ冊子にまとめられる予定で、難聴の後輩たちの就職活動を後押しします。
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(竹内舞海さん・22)
「自分でできることなら自分でできること全部やりたいと思っているのでそれが今の目標です。」
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まもなく社会に羽ばたく竹内さんの経験は、これから社会進出を目指す後輩たちの未来をつなげていきます。
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