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2022.01.05

81年ぶりのプロ棋士誕生 狩山幹生四段 亡くなった祖父のためにも…【岡山・倉敷市】

2022年、活躍が期待される岡山・香川ゆかりの人を紹介します。2021年、11年ぶりに岡山県出身のプロ棋士となった狩山幹生さんです。

真剣な表情で将棋盤と向かい合う青年。2021年10月、プロと認められる四段に昇段した倉敷市の狩山幹生さんです。

(2021年にプロ棋士となった 狩山幹生四段(20))
「将棋は歳の離れた人でも対局できるし、いろんな将棋があるし、たくさんの人と交流できるのがいい」

狩山さんが将棋と出合ったのは、小学2年生の時。祖父から勧められ始めた将棋の腕前は、大山名人記念館の将棋教室などに通ううち、みるみる上達し、各地の大会で優勝するようになりました。

そして、中学1年で日本将棋連盟の奨励会に合格、高校3年で三段になったあと、2021年9月、プロと認められる四段への昇段を決めました。

岡山県出身としては、2010年の菅井竜也八段以来11年ぶり、倉敷市では大山康晴十五世名人以来81年ぶりのプロ棋士誕生となりました。

(狩山幹生四段)
〈Q.プロになった時の気持ちは?〉
「驚きとうれしさが半々ぐらいの気持ちだった」
「(プロ)棋士として対局したが、やっぱり将棋の内容を重視されるので、そういうところで日々の勉強が大事だと思った」

12月第53期新人王戦でデビューし、白星をあげた狩山さん。プロとして順調なスタートを切りましたが、普段はパソコンの将棋ソフトを使い、腕を磨いています。

(狩山幹生四段)
「将棋ソフトで、コンピューター同士が対局している将棋を盤で再現し、勉強している。悪い手が非常に少ないので、局面ごとに一番いい手がわかるし、いい勉強になっている」

2021年11月、狩山さんを将棋の世界に導いてくれた祖父の井谷直行さんが他界。プロデビューを最も喜んでくれた祖父のためにも頑張りたいと、狩山さんは静かに闘志を燃やしています。

(狩山幹生四段)
「(祖父からは)プロ棋士にがんばってなるようにと応援してもらった。1年目なので、まだ活躍するのは難しいと思うので、まずは実力向上の1年にしたい」

同世代の藤井聡太四冠の活躍で、将棋界への注目が集まる中、将棋の町・倉敷に久しぶりに誕生した若きプロ棋士への期待が高まります。

(狩山幹生四段)
「2022年は大事な年になると思うので、プロとして、これまで以上に厳しい戦いになると思うが、今の自分の実力を向上させ、将来につなげられるような1年にしたい」

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