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2022.01.07

世界にその名をとどろかせた…東京パラ陸上“2冠”佐藤友祈選手 次の目標は“明確“ 【岡山・岡山市】

2022年、活躍が期待される岡山・香川ゆかりの人を紹介します。東京パラリンピックの車いす陸上で2冠に輝いた岡山市の佐藤友祈選手です。金メダリストとして迎える2022年の意気込みを聞きました。

(佐藤友祈選手)
「レースが終わった後、感動したとか勇気をもらった、コロナ禍でもチャレンジし続けることの大切さを再認識したなど多くの声をいただけてよかった。届く人に届いてよかった。」

2021年をこう振り返るのは、東京パラリンピック車いす陸上の金メダリスト、佐藤友祈選手です。

レーサーと呼ばれる三輪の専用車両を操り、時速約30キロの速さでトラックを駆け抜けます。

企業チームからプロに転向して臨んだ2021年の東京パラリンピックでは、主に胸から下に重度の障害がある男子T52クラスの400メートルと1500メートルで2冠を達成し、世界にその名をとどろかせました。

(佐藤友祈選手)
「無事オリンピックパラリンピックが開催されて、金メダルを残せてよかった、いろんな人たちから応援や声援をもらって、感謝の気持ちでいっぱい。」

2022年は、10月に中国でアジアパラ大会が開かれます。金メダリストとして臨む国際大会、佐藤選手は大会での活躍を誓うと共に、その視線はさらに先の目標を見据えています。

(佐藤友祈選手)
「アジアパラ大会があるので、そこで金メダルを取ることはマストでありつつ自分自身新しい競技にもどんどんチャレンジして、パリで金メダルをとると決めているのでしっかりやっていきたい。」