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“絶対優勝”という重圧を乗り越えた2人 北京五輪アイスダンス代表・小松原夫妻 大会への思い…【岡山】

2022.01.14

“絶対優勝”という重圧を乗り越えた2人 北京五輪アイスダンス代表・小松原夫妻 大会への思い…【岡山】

2月に開幕する北京オリンピックに、アイスダンスの日本代表として初出場する倉敷FSC所属の小松原美里・尊ペアに大会にかける思いを聞きました。

氷上の社交ダンスとも呼ばれるアイスダンス。

この種目で日本をけん引するのが、倉敷フィギュアスケーティングクラブ所属の小松原美里・尊ペアです。

ペア結成6年目。岡山出身の美里さんとアメリカ出身の尊さんは2017年に結婚し、夫婦でアイスダンスに取り組んできました。

12月25日、大会4連覇がかかった全日本選手権。北京オリンピックの最終選考も兼ねた重要な大会です。

(小松原美里選手)
「ここが最終選考というところで、私たちは選考基準を見ると後がない、優勝を絶対しないといけないというところで緊張はすごかったが、ミスはあったがしっかり滑り切ることができた。」

日本に与えられた北京オリンピックの出場枠は1つ。

2021年11月のNHK杯で、村元哉中・高橋大輔ペアに敗れた小松原ペアにとって勝負の演技となりました。

ミスの許されないプレッシャーの中、会心の演技を見せた2人は、自己ベストで大会4連覇を達成。日本代表の座を勝ち取りました。

(小松原美里選手)
「トップにい続ける練習を毎日するのはラッキーでできたことでもないし、1つ1つ全ての優勝で全て違う試練があったので、それを乗り越えてこれたからこそ、どんどん強くなっている。」

(小松原尊選手)
「自分たちの乗り越える強さはすごくレベルアップしたと思う。」

再び世界的に新型コロナが猛威を振るう中、小松原ペアは練習拠点のカナダに戻らず、美里選手の地元、岡山で練習に励んでいます。

(小松原美里選手)
「本当に感謝を伝えたい。オリンピックで楽しんでいる姿を見せることによって、応援していてよかったとすべての人に思ってもらえたらこれ以上のことはない。」

いよいよ2月開幕する北京オリンピック、日本代表の誇りを胸に夢舞台で最高の演技を誓います。

(小松原美里選手)
「『楽沁む』楽沁むの『沁』がさんずいに心と書いて沁みていくという意味があって、自分の体が自分が一番楽しむから、それがたくさんの人に沁み込んでいくというイメージで、楽沁むが抱負。」

(小松原尊選手)
「日本のために、日本代表のために頑張る。」