2022.02.18
香川県漆芸研究所は、香川漆器の技法「蒟醤(きんま)、存清(ぞんせい)、彫漆(ちょうしつ)」の伝承と後継者の育成を目的としています。
今年度は研究生17人と研究員6人が、著名な漆芸作家による講義や実習を通して、技術の習得に励んでいます。
1年間、実習に取り組んできた成果を発表する漆研展(しっけんてん)が、3月5日から13日まで、香川県文化会館で開催されます。
菓子器や硯箱(すずりばこ)、額といった実習課題で制作した100点以上の作品を展示するほか、実習風景を紹介する写真パネルの展示や作品の販売も行われます。中でも、3年生の集大成となる修了作品は見どころです。