コロナ禍で利用が落ち込んでいる公共交通機関の利用促進を求めて、岡山商工会議所が、２月２４日、岡山市の大森市長に要望書を手渡しました。

松田久会頭を始めとする岡山商工会議所の幹部が大森市長のもとを訪れ、要望書を手渡しました。

要望では、岡山市が２０２１年１１月と１２月に行った、市内を走る路線バスと路面電車の運賃を無料にする「運賃無料デー」を今後も継続して行うことや、市中心部と郊外を結ぶ広域の交通網を維持し、将来的な公共交通体系の構築に取り組むよう求めています。

（岡山市　大森雅夫市長）
「（運賃無料デーは）経済効果が大きいので、年度内にもう一度やりたいと思っているが、まだ新型コロナウイルスが収まっていないので、その状況を見ながら、いつやるかを判断したい」

大森市長は、このように述べたうえで、無料デーの実施を含めた公共交通の支援策を検討し、２０２２年度以降、早いうちに補正予算を組んで対応したいと話しました。