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北京五輪フィギュア団体銅メダル アイスダンス小松原美里選手が見据える今後とは…【岡山】

2022.03.04

北京五輪フィギュア団体銅メダル アイスダンス小松原美里選手が見据える今後とは…【岡山】

北京オリンピックのフィギュア団体で、日本の銅メダル獲得に貢献したアイスダンスの小松原美里・尊ペア。備前市出身の美里選手が、オリンピック後初めてオンラインで取材に応じました。

北京オリンピックは…

(小松原美里選手)
「最高のうれしさと最高の悔しさを味わえたオリンピックでした。」

第一声でそう振り返った小松原美里選手。フィギュア団体では、日本初となる銅メダルを獲得し、初の大舞台で表彰台にも上りました。

一方、個人戦では、リズムダンスで22位。目標だったフリーダンスに進むことはできませんでした。

(小松原美里選手)
「埼玉の初めての世界選手権でも行けなくて大号泣でした。またこういう立ち位置かと。ふがいなさを感じました。」

個人戦の結果を思い出し、涙を浮かべた美里選手。2人は、フリーダンスに挑む上位選手の姿を目に焼き付けようと、リンク脇で見ていたそうです。

(小松原美里選手)
「10位やメダルを獲得する選手というのは違いがある。揺るがない技術やメダルを取る人は、技術プラス何ができるのか、その場で。勉強しようと思っていました。(メダリストのように)なりたいなと思ったし、アイスダンスって素敵だなって思いなおしました。」

(幼少期の小松原美里選手)
「(夢は)オリンピックで金メダル。」

オリンピック出場…9歳の頃からの夢を一つ叶えた美里選手。5月にはカナダに拠点を移して練習を続けることにしています。

そして、競技人生の集大成として4年後のミラノ・コルティナ・ダンペッツォオリンピックを目標に掲げます。

(小松原美里選手)
「(ミラノは)ティム(尊選手)と2人で滑り始めた場所。続けていれば10年目になるので、すごく運命を感じています。多分そこで引退を考えているので、1年1年、1日1日が大切だなと。それを積み重ねて、(五輪で)なにか成果を出せればと思っています。」