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2022.03.07

約170年前の風景は… 江戸時代後期の備中を描いた貴重な巻物見つかる【岡山・岡山市】

岡山市の岡山県立博物館が、江戸時代後期の備中国、いまの県西部の風景が描かれた資料が見つかったと発表しました。

今回見つかったのは、約170年前に足守藩士の小早川秀雄が記した「山陽道山水臨摸中備偏」の2巻です。

岡山県立博物館が、岡山市在住の人から2021年12月に寄託を受けたものです。

資料には、高梁市の備中松山城や総社市の備中国分寺のほか、江戸時代後期の街並みや田園風景が描かれ、当時の景観を知ることができます。

(岡山県立博物館 横山 定総括参事)
「今見えているものを、きちんと後世に残そうという意識が伺える。(昔と比べて)風景は変わっているので 、江戸時代の風景を感じてほしい」

この資料は、岡山県立博物館の改修作業が一部終了する2022年11月に一般公開される予定です。