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2022.03.15

切符売り場には長蛇の列…山陽新幹線岡山開業50周年式典 記念入場券は完売【岡山・岡山市】

山陽新幹線の岡山駅と新大阪駅の間が開業して3月15日で50周年を迎えました。JR岡山駅では記念式典が行われ多くの鉄道ファンも訪れました。

JR岡山駅の新幹線ホームで行われた式典にはJRの関係者のほか岡山県の伊原木知事や岡山市の大森市長も出席しました。
新幹線1
(岡山県 伊原木隆太知事)
「50年、半世紀たったのかと本当に感慨深い」

(岡山市 大森雅夫市長)
「岡山の町も新幹線によって大きく変わってきた」

山陽新幹線は、岡山駅と新大阪駅の間で1972年3月15日に開業し、関西や関東方面への所要時間が飛躍的に短縮されました。
新幹線2
その後、車両も進化し1997年には500系がデビュー。当時、世界最速となる時速300キロの大台を実現しました。

現在は、新大阪までを最短44分でつなぎ、これまでに延べ約30億人が利用しています。

式典では伊原木知事や大森市長らが東京行き・ひかり504号に合図をして出発を見送りました。
新幹線3
一方、岡山駅の切符売り場は長蛇の列。午前10時には280人以上が並びました。
新幹線4
(鉄道ファンは…)
「きのうの(午後)7時半から」
「夜中の2時半から。50周年、節目の年ですから」

お目当ては、開業50周年の記念入場券。岡山駅から新神戸駅までの5つの駅で3000セット限定販売されましたが、岡山駅では午後2時前に完売する人気ぶりでした。
新幹線5
また、岡山の味が詰まった開業50周年を記念した駅弁も15日から販売が始まりました。
新幹線6
(JR西日本岡山支社 平島道孝支社長)
「車両のみならず、鉄道の運行システム全体を含め、バージョンアップを重ね進化し続け、新幹線が発展し、それが岡山や中四国エリアの発展に貢献できればと思う」