西日本豪雨の被災地、倉敷市真備町で実際にあった話をもとにした絵本、『ブラザーズドッグ』の原画展が岡山市で開かれています。

２０１８年７月に起きた西日本豪雨で、倉敷市真備町は堤防が決壊し甚大な被害を受けました。

『ブラザーズドッグ』は真備町で飼われていた兄弟のイヌがモデルで、豪雨で亡くなったお兄さんのイヌが１日だけ天国から戻ってくる話です。

絵を描いたのは真備町出身のイラストレーター、氏峯麻里さんで、会場には水彩やペンなどで描かれた原画２５点を中心に制作で使った画材やスケッチブックなども展示されています。

『ブラザーズドッグ』原画展は岡山市北区の吉備路文学館で５月２９日まで開かれていて、４月１６日と１７日は朗読会も開かれます。