サッカーＪ２リーグ、１０位のファジアーノ岡山は、３日アウェーで、１９位のモンテディオ山形と対戦しました。試合は終了間際の劇的ゴールで決まりました。

前節を落とし順位を１０位に下げたファジアーノは、スタメンを６人入れ替えて試合に臨みました。前半序盤は山形にボールを支配されますが、ゴールキーパー金山が冷静に守ります。

そして前半１１分、山形のバックパスが自身のゴールに。キーパーが手で処理してしまうという珍しいプレーで山形のキーパー後藤が退場となります。

ファジアーノのフリーキックはゴールエリア内から。しかしバイスのシュートは相手にブロックされ得点とはなりません。

人数で優位に立ったファジアーノは後半、プレッシャーをかけるためミッチェルデュークと木村太哉を相次いで投入しますが、得点は奪えず試合はアディショナルタイムへ。

このまま試合終了かと思われた後半４７分、ロングスローから最後は木村が倒れ込みながら執念のヘディングシュート。木村のうれしい今シーズン初ゴールで１対０としたファジアーノは、４試合ぶりの勝利で一気に５位浮上です。

（ファジアーノ岡山・木村太哉）
「自分自身得点が欲しい中で、ボール来いと念じていたらボールが転がってきたので、後は頭で決めるだけだった。勝ち点が取れていない中でも前向きに取り組んできた結果が今日の勝ちにつながったと思う」

一方、Ｊ３のカマタマーレ讃岐はアウェーで藤枝ＭＹＦＣに敗れています。

Ｊ２リーグでファジアーノは３勝目となり５位に浮上。Ｊ３リーグでカマタマーレ讃岐は順位を１つ落とし１３位となっています。