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2022.04.05

この春限定の「御朱印」が話題に…三重塔や裸祭りが”浮かび上がる”一風変わったデザイン【岡山】

岡山市と瀬戸内市にある2つの寺が、一風変わった「御朱印」を制作し4月から参拝者に授与しています。写真映え間違いなし、この春限定の御朱印です。

(生本ひなの記者)
「こちらのお寺で頂ける御朱印には、切り絵が施されているんです!」

切り絵の御朱印は、瀬戸内市邑久町の上寺山餘慶寺と岡山市東区の西大寺観音院が共同で制作したものです。三重塔や2つの寺の間を流れる吉井川のほか、西大寺観音院の御朱印には毎年2月に寺の境内で行われる西大寺会陽もデザインされています。

(参拝客は)
「すごく細かい細工で立派。目を引く。豪華で良い。きれい」

同じ宮大工集団が手がけた三重塔を境内に持つ2つの寺が、幅広い世代に寺巡りを楽しんでもらおうと制作しました。

(西大寺観音院 坪井綾広住職)
「三重塔の両詣り巡りということで、二カ寺で1つのものを作り、たくさんの参拝者に来てもらうことが切り絵御朱印の目的」

(上寺山餘慶寺 岡本昌幸住職)
「この切り絵の御朱印を通して、仏様の功徳を頂いた方がしっかりと心に刻み、それが世界平和へとつながることを願っている」

それぞれの寺で、1000枚限定で制作された切り絵の御朱印は、1枚1000円で希望者に授与されます。2つの寺では好評なら今後、数を増やすことも検討したいとしています。