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2022.04.14

スタイリッシュなベンチや街路樹…生まれ変わった岡山市中心部「県庁通り」に期待の声【岡山】

岡山市中心部のにぎわいの創出を目的に市が進めてきた県庁通りの1車線化が完了しました。まちでは人通りの増加に期待の声が聞かれました。

(森夏美アナウンサー)
「約2年にわたって進められてきた一車線化の工事が、新年度スタートに合わせついに完了しました。きょうはあいにくの天気で人の姿はまばらですが、岡山市の中心部が歩きやすいまちへと変わっています」

(街の人は…)
「狭かったが(歩道が) 広くなったので通学しやすい」「(普段)歩くので 歩きやすかったらいいと思う」

岡山市中心部の回遊性を高めようと2020年1月から市が進めてきた県庁通りの1車線化。市役所筋から柳川筋まで東西約600メートルの区間の1車線化と歩道の拡幅工事が3月末に完了しました。工事の完了を受け、岡山市の大森市長も期待感を示しました。

(岡山市 大森雅夫市長)
「沿道の街並みも これから変わるだろう。変わることによってにぎわいが より増してくる。これからの3年後、5年後、10年後が楽しみ」

(森夏美アナウンサー)
「沿道には街路樹に、スタイリッシュなベンチ。歩きやすいまちづくりをコンセプトに再整備されています。実際に歩いていみると歩道がかなりゆったり広くなったように感じます。友人や家族と一緒にゆっくりまちを散策できそうです」

こちらは沿道で21年店を営むフレッシュジュース店、マルゴデリです。1車線化により歩道での営業範囲が広がったためテラス席での営業にも力を入れています。

マルゴデリの平野裕治社長は県庁通りにかつてのにぎわいが戻るきっかけになればと意気込みます。

(マルゴデリ 平野裕治社長)
「人が通ってもらって初めて活気が出るので(1車線化は)すごく助かる。この道に店を構える人が一丸となって 定期的にイベントができたらと」

(森夏美アナウンサー)
「アフターコロナに向けてこの1車線化がにぎわい創出の追い風となるのでしょうか。今後の動きに注目です」