北京オリンピックのアイスダンス日本代表でフィギュアスケート団体の銅メダル獲得に貢献した備前市出身の小松原美里選手と夫の尊選手に１５日岡山県から県民栄誉賞が贈られました。

日本代表の結団式などで着用したウェアに身を包み、岡山県庁に現れた小松原ペア。職員から花束を受け取ったあと、県民栄誉賞の授与式に臨みました。式では伊原木知事が、「県民に夢と希望を与えてくれた」と２人の快挙をたたえ、表彰状と記念のメダルを贈りました。

小松原ペアは北京オリンピックにアイスダンス代表として出場し、フィギュアスケート団体の初の銅メダル獲得に貢献しました。

（小松原美里選手）
「ここまで来られたのは、小学校の時からスケートを始めて、応援してくれた友達やリンク存続のために署名してくれた人がいたからこそ。感謝の気持ちでいっぱい」

（小松原尊選手）
「今から日本のために小さい子のためにも頑張りたいと思う。とても幸せ」

岡山県の県民栄誉賞は２０１０年に創設され、小松原ペアの受賞で１２人目です。